平成26年度MDRC活動報告

「神戸甲北高校ボランティア委員会」宮城訪問へのコーディネート(2015.03.24~27)

講演①:「高校生にできる災害ボランティア」
日 時:平成27年 3月26日10:30~11:30
会 場:宮城県立塩釜高校 東キャンパス
参加者:兵庫県立神戸甲北高校 17名
     宮城県立塩釜高校    20名
講演者:事務局長 村上 博之 (塩釜高校PTA 監事)

講演内容
① 37年前の宮城県沖地震の内容は・・・
② 20年前の兵庫県南部地震の内容は・・・
③ 一人暮らしの学生が「普段備える」ことは?
④ 災害にあったら
⑤ 被災地のボランティアセンターで何をするのか?
⑥ 広島の災害でボランティアセンターを運営した広島大学の学生は・・・
⑦ 未経験の人は
⑧ 指定避難所運営スタッフ講習
⑨ 映像「福島・新潟豪雨水害ボランティア」に参加した女子高生

講演②:「津波被害の現状と今後の防災についての心構え」についての学習会
日 時:平成27年 3月26日17:00~18:00
会 場:七ヶ浜町 鳳寿寺 
参加者:兵庫県立神戸甲北高校 17名+引率者2名
講演者:事務局長 村上 博之

寄付金:20,000円を頂きました。

講演内容
① 映像「対象的な津波」
② 地震災害時に生き残る・生き延びるための知識と心構え

被災地案内
25日
8:00~9:30「鹽竈神社など塩竈市内の見学」
26日
7:00~8:30「塩釜魚市場の見学と朝食」
9:00~12:00「塩釜高校で合同学習会」
13:00~17:00「陸上自衛隊多賀城駐屯地、仙台市荒浜、七ヶ浜町の見学」
17:00~18:00 講演②

甲北高校の活動報告と生徒の感想

「災害と学生」講演(2015.03.16)

講 演:「災害と学生」
日 時:平成27年 3月16日(月)10:00~12:00
会 場:仙台YMCA3階(仙台市青葉区立町)
対 象:災害ボランティアを経験したことがある、又は興味をもっている学生。42名

寄付金 20,000円を頂きました。

講演者:事務局長 村上 博之
講演内容
① 阪神淡路大震災では・・・
② 37年前の宮城県沖地震の内容は・・・
③ 20年前の兵庫県南部地震の内容は・・・
④ 一人暮らしの学生が「普段備える」ことは?
⑤ 災害にあったら
⑥ 被災地へボランティアをしに行くには(心得)
⑦ 被災地のボランティアセンターで何をするのか?
⑧ 広島の災害でボランティアセンターを運営した広島大学の学生は・・・
⑨ 未経験の人は
⑩ 指定避難所運営スタッフ講習

せんだい防災のひろば(2015.03.14~15)

 国連防災世界会議の関連イベントとして、楽しみながら防災・減災について学ぶという趣旨の「せんだい防災のひろば」が2日間に渡り開催されました。延べ6万人が来場したといわれています!
 MDRCのブースにも多数の方に来ていただき、展示を見たり説明を聞いていただいたりしました。総じて防災に対する意識が高い方が来られ、熱心にお話を聞いていただけました。減災活動としてMDRCで町内会などに行っている「避難所運営訓練」についても興味深く聞いていただいた方が多かったです。
 多くの方に取り組みをご紹介でき、非常に有意義な2日間でした!

今年は東二番町通に面したブースに出展しました。人の往来がとても多かったです。 復興活動に使ってくださいと寄贈されたトラックに広島市立石内小学校の生徒さんが車体全面にメッセージを書いてくれたものです。 とにかく熱心に長時間話を聞いてくださる方が多かったです。説明する側も力が入ります!

鶴が丘町内会 避難所運営訓練ワークショップ(2015.02.15)

 鶴が丘1丁目町内会にて避難所運営訓練のための講演とワークショップが行われ、MDRCとして講師を依頼されました。
 311当時、中山の町内会で運営した避難所での経験から今後の避難所運営に必要なことや備えておくべきことなどについて、お伝えさせていただきました。
 50名近くの多くの方にお集まりいただき、真剣にお話を聞いていただきました。今後は長町-利府断層による直下型地震での被害が心配されますが、鶴が丘地区は断層に非常に近いため特に大きい被害が出る可能性があります。311以上に大変なことになるかもしれないので、町内会としては備えなければならないことがいろいろあります。  MDRCでは町内会などへの避難所運営訓練の指導をしております。詳しくはお問い合わせください。

スライド資料を使って講師の三宅が311の体験を通じて今後の避難所運営に参考にして欲しいことを説明しました 約50名が参加されました。多くの方にお伝えできましたことをうれしく思います。

鶴が丘町内会避難所運営訓練事前打ち合わせ(2014.12.27)

 来年2月15日に鶴が丘1丁目町内会で行う避難所運営机上訓練(HUG訓練)の事前打ち合わせのために鶴が丘団地に赴き、 防災担当と町内会長を交えて話し合いをしました。
 訓練講師の三宅から実際の避難所運営についての説明を311で経験したことを中心に準備すべきことは何なのか、 HUG訓練は何のために行うのかなどを聞いていただいた上で、どのような訓練内容にするのかを話し合いました。
 このように訓練を行うのに際しては入念に打ち合わせをして、それぞれの地域に合わせた内容にさせて頂きます。

第9回 減災・防災学習会(2014.12.20)

 毎月恒例で減災・防災に取り組む方ならどなたでも参加が可能な、MDRC主催「減災・防災学習会」の9回目が開催されました。
 今回の内容は、
1.宮城県災害ボランティアセンター運営手順書(修正案)ついて
2.国連防災会議関連行事参加に向けて
3.東日本大震災を経験して学んだこと  課題の整理
4.今後の減災事業の展開について
5.私的リスクマネージメントスタッフ養成事業について
と、今回も盛り沢山な内容で有意義な話し合いができました。
 次回は1月17日(土)10:00~開催します。

平成26年度 臨時総会(2014.11.22)

 認定NPO法人取得のために修正した24年度、25年度の会計内容についての承認が必要なため、臨時総会を開催しました。
 認定NPO法取得の要件はたくさんありますが、特に会計基準を変更しなければならないことがあり、大幅な変更をすることになりました。 認定申請が通るまで間もなくです。

鶴が丘町内会 避難所運営実地訓練(2014.11.16)

 鶴が丘1丁目町内会の指定避難所である鶴が丘小学校にて避難所運営訓練が行われました。MDRCとしては全体の講評と救急救護訓練講師を依頼されました。
 避難所となる体育館にて避難場所の区画を作ったり、AEDの体験、発電機の使い方、無線機の使い方などとともに緊急時の救急救護訓練を行いました。緊急時を想定した訓練なので、身近にあるものを利用して応急措置をします。 今回使用したのはラップとストッキングです。包帯や三角巾の代わりに使いますが、一度使い方を覚えれば誰でもできる簡単な方法ですので、ぜひ体験して頂きたいと思います。
 MDRCでは町内会などへの避難所運営訓練の指導をしております。詳しくはお問い合わせください。

体育館の中に避難者が避難する区画を作ります。 AED体験。今回は消防署員の方に指導をお願いしました。 緊急時の救急救護訓練。ラップを使う方法を体験してもらいました。

被災者交流 芋煮会(2014.10.24)

 この時期の恒例行事、芋煮会を今年も被災者交流行事として開催しました。
 やっぱり旬の里芋がおいしいのはもちろん、いっぱいの野菜で大鍋で大量に作って、みんなで戴くのが何よりもおいしいですね!
 芋煮のほかに、さんまや鳥のモモ肉などを炭火で焼いて食べたり、お腹一杯に旬を味わいました。会場の青葉山キャンプ場は私たち以外誰も来る人はいないので、 静かな中自然に囲まれ、秋の穏やかな日差しのもとで、のんびりと過ごしました。
 そして、これも恒例!大根掘りで大量の「青葉山大根」をお土産に持ち帰りました。とてもおいしい大根です!とにかく充実した一日でした。

第8回 減災・防災学習会(2014.10.18)

 毎月恒例で減災・防災に取り組む方ならどなたでも参加が可能な、MDRC主催「減災・防災学習会」の8回目が開催されました。
 今回は災害時に設置・運営する「災害ボランティアセンター」の目的や役割、設置・運営の手順などについてが主なテーマでした。 311の際にうまく機能しなかった部分を踏まえ、役割分担や組織作りなど、今後宮城県と県社協との間で協議しなければならないことについて話をしました。
 今回の学習会も参加者の豊富な知識と経験をもとに多くの意見が交換できました。
 次回は11月22日(土)10:00~開催します。

学生向けリスクマネジメント講座(2014.10.06)

 減災活動の一つとして取り組んでいる「リスクマネジメント講座」をこれから就職する学生向けに開講しました。 今回は「生命保険編」としての講義で、個人の病気、怪我、死亡といった「リスク」に備えるために必要な「生命保険」についての知識を得るというものです。
 学生はもとより、保険に加入している社会人でも生命保険についての知識はほとんどないのが現状です。必要な保障をどのくらい備えればいいのか、それを自分で考えて判断できることを目指します。
 社会に出る前の学生には解りにくく難しい部分はあったと思いますが、真面目に耳を傾けて、質問も多数出たので、よく解ってもらえたようです。
 次回は「損害保険編」ということで続く予定です。

第7回 減災・防災学習会(2014.09.20)

 毎月恒例で減災・防災に取り組む方ならどなたでも参加が可能な、MDRC主催「減災・防災学習会」の7回目が開催されました。
 今回は8月31日の「9.1宮城県防災訓練」で行った情報通信訓練を振り返って意見交換が行われました。課題もいろいろありましたが、訓練に参加した宮城県からも一定の評価を頂いており、今後の展開に期待が持てます。
 また、国連防災会議への参加についての内容検討や、「リスクマネジメント講座」の内容についての説明があり、減災活動との連携を理解していただきました。
今回の学習会も多くの意見が交換でき、非常に有意義でした。
 次回は10月18日(土)10:00~開催します。興味のある方はどなたでも参加可能です。

9.1総合防災訓練(2014.8.31)

 今年は亘理中学校をメイン会場として平成26年度9.1総合防災訓練が行われました。
 様々な訓練が同時並行で行われる中、MDRCは「情報伝達訓練」として、災害ボランティアセンター・スマートフォンで現場各所・宮城県社会福祉協議会・七ヶ浜社協・隊友会、 そしてMDRC事務所との間でインターネット回線を介して相互に情報のやり取りをしました。
 特に災害ボランティアセンターと県社協との間ではボランティアのニーズと派遣のやり取りを想定した通信ができました。6箇所それぞれから上がってくる情報を時系列に整理することもできました。 災害時でもネットワークインフラは十分使える可能性があり、こうした訓練を通して情報収集、情報整理、ボランティアニーズのマッチングなどが行えるようになると思います。 他の自治体でもTV会議システムの導入を検討してみてはいかがでしょうか?

亘理町災害ボランティアセンターの一角に通信拠点を設けました。 亘理町災害ボランティアセンターと県社協との通信の様子。 宮城県社協側での通信の様子。プロジェクターを2面使って情報共有しました。

第6回 減災・防災学習会(2014.08.23)

 毎月恒例で減災・防災に取り組む方ならどなたでも参加が可能な、MDRC主催「減災・防災学習会」の6回目が開催されました。
 今回は8月31日に参加する「9.1宮城県防災訓練」での訓練内容の説明が中心でしたが、 最近各地で起こっている豪雨災害について仙台近郊でも起こりうる状況を考え、活発に意見が取り交わされました。 ここで出てきた貴重な意見を行政に届けたいと思います。
 次回は9月20日(土)10:00~開催します。

MDRC陶芸教室(2014.08.22)

 今年も陸上自衛隊多賀城駐屯地の陶芸所をお借りして陶芸教室を開催しました。
 去年の参加者で創作意欲に駆られて毎週通っている人もいるほど、ハマる人はハマります。 やはり自分だけの作品を創る面白さもあり、実際にできあがったものは愛着も非常に深いものになるでしょう。
 昼ご飯は隊員食堂で自衛官の方たちと同じものを戴きました。普通においしかったです。
 今回参加できなかった方たちもいらっしゃるので、また機会を見て開催したいと思います。

オペラ座トップダンサー 石巻再訪(2014.07.27)

 MDRCの人脈でパリ・オペラ座のダンサーが被災地支援として2012年1月に来ていただいたのですが、今回日本公演を機に再度石巻に来ていただけることになり、 送迎などのサポートをさせていただくことになりました。
 石巻のバレエ教室に大勢の生徒さんが集まり、エトワールと呼ばれる最も位の高いダンサーの方からレッスンを受けました。みなさん感激で、レッスン後も サインをしてもらったり、記念撮影をしたり、とても有意義な時間になったようです。
 子供たちの真剣な熱意あるレッスンを見ることができて、とても感動的でした。また来ていただけることがあれば、ぜひお手伝いをさせて頂ききたいと思います。

仙台東高校職場訪問(7/22~7/29)

 仙台東高校の総合学習として、「現代社会の様々な問題と向き合っている職場を見学する」という社会見学授業の依頼が今年もありました。
 7月22日から3回に分けて1年生の生徒さんが来られ、当ボランティアセンターの事業内容の説明を受けたり、質疑応答などで当センターの社会的役割を理解していただきました。
見学の時間帯は当ボランティアセンター主催のパソコン教室の授業中でもあり、被災者である生徒さんたちとの交流もありました。
 見学の最後にアンケートを書いて頂きましたので、掲載させていただきます。

7月22日感想文 7月24日感想文 7月29日感想文

第5回 減災・防災学習会(2014.07.19)

 毎月恒例で減災・防災に取り組む方ならどなたでも参加が可能な、MDRC主催「減災・防災学習会」の5回目が開催されました。
 今回は8月31日に行われる「9.1宮城県防災訓練」での訓練内容と「災害への備え」ということで、 自主防災組織での災害ボランティアセンター立ち上げについて、MDRCにより作成した手順書を見ながら、官民と協力体制を整えながら何をすればいいのか、お伝えする中で 311での課題を踏まえながら多くの参加者と意見交換と協議ができました。
 次回は8月23日(土)10:00~開催します。(お盆を避けて第4週の土曜日になります)

第4回 減災・防災学習会(2014.06.21)

 毎月恒例で減災・防災に取り組む方ならどなたでも参加が可能な、MDRC主催「減災・防災学習会」の4回目が開催されました。
 今回のテーマは「災害ボランティアセンター設置・運営について」ということでした。 今回も311の経験を語り合った上で、今後我々としては事前にどのような対応をしていけばいいか、様々な意見を交換し合い、とても有意義な機会になりました。
 来月も7月19日(土)10:00~開催しますので、ぜひお誘い合わせてご参加ください。

宮城県災害ボランティアセンター運営訓練(2014.06.12)

 6月12日(木)09:00~16:00 仙台市総合防災訓練に伴ない、「宮城県災害ボランティアセンター運営訓練」を行いました。被災3日目の想定で、自治会館3階に設置された本部に、総務グループ・関係機関調整グループの調整班・支援班・窓口班・広報グループの5班が構成されました。
 MDRCは各班の情報共有のサポートを行いました。

県立塩釜高校 避難訓練(2014.06.8)

6月8日(日)09:00~12:00 塩竈市総合防災訓練に伴ない、今年度から指定避難所となった「県立塩釜高校 東キャンパスの体育館で初めての避難訓練が行われました。3月24日に避難所運営研修を受けていた6名の担当職員の方々は、避難して来た30名ほどの近隣の方たちへ避難所内での説明をしていました。体育館には剣道場もあり120枚ほどの畳がありました。

第3回 減災・防災学習会(2014.05.24)

 26年度定例総会の日の午後、MDRC主催「減災・防災学習会」の3回目を開催しました。
 今回のテーマは「減災知識の普及」ということでしたが、 参加者の様々な体験談や知識を話し合ういい機会になりました。 今後もテーマを変えながら学習会を開催しますので、ぜひご参加ください。

第2回 減災・防災学習会(2014.04.19)

 MDRC主催「減災・防災学習会」の2回目を開催しました。
 学習会の趣旨は、参加者が減災・防災のエキスパートとなっていくことであり、参加者が相互に情報・知識を共有し、連携していけることを目指しています。
 今回は避難所運営訓練のやり方についてを主として実施しました。この訓練は途中で意見や議論が飛び交って毎回白熱します。 今回も例外なくそれぞれの考えのもと、活発に意見を出し合いながら進みました。このプロセスこそが訓練の目的であり、これを体験として必ず実践の場で役に立つというものです。
 今後も学習会を原則第3土曜日10:00~12:00に開催します。どなたでもご参加いただけます。詳しくはメールなどでお問い合わせください。

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